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2012年08月30日

漂流ポラロイド。

漂流ポラロイド。


流れ着いたのは
なんだか、ここで。

ささくれが沁みる
あたたかな水。


たゆたうものは
寄せては、返し。

迷いや願いも
寄せては、返し。

憧れや怖れも
寄せては、返し。

甘くない世界という名の
その、味。


手にした愛情は元気か、とか
ないものねだりで平気か、とか


問いかけてきては
答えを聞かずに
ただ淡々
地平へと還りゆく。


きみの心は
まだまだ、わからない。


それでもきみに。


会いたい日が、たまにあるんだ。




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Posted by カヲル・ムラサキ at 15:54│Comments(3)Poetry
この記事へのコメント
素敵な詩ですね。

付かず離れず…

潜在意識は何処にシフトするんでしょうか?
マリオネットの糸が絡まっている事にいつ迄も目を背ける…
僕は操る方なのか?操られる方なのか?
Posted by u.ki5150u.ki5150 at 2012年09月17日 13:56
u.ki5150 様。

コメントありがとうございます。


不確かなものものに
踊らされている気がしてしまう時も
あるのでしょう。
そして、それは
不安という焦燥も
生みだすかもしれません。

ありのままであることは
常に恥ではない、と私は考えます。
それらを受け入れつつも
自意識の濁流にも流されない、
そんなあなたでありますように。

「シフトはチェンジ」
できるのですから。
Posted by カヲル・ムラサキカヲル・ムラサキ at 2012年09月18日 16:54
ありがとうございます。

そう仰言って頂けると救われます。

あなたが羨ましい…1「.@82):「.2
Posted by u.ki5150u.ki5150 at 2012年09月19日 05:25
 
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